【Dr.STONE1話 惚れ薬】化学科卒おちこぼれんちょんが足りない頭で考えてみた
にゃんぱす~
今年も水着の女の子と出会うことはないであろう、れんちょんなのん
さて、皆さんアニメは今季見てますか?
ウチは前のブログにも書きましたが何個か見ているのん
↓記事の冒頭に書いてるから見てない方はチェックなのん!
今回その中の
の科学のシーンについて、5年前まで化学を専門にしてたウチが時々1テーマずつ
考察?していきたいと思うのん。
ちなみに
科学=一定の目的に向け様々な方法により体系化された知識の総称(要は学問の親玉)
化学=物質の性質に特化した学問(試験管をふるようなやつ)
ってことだから、そこのとこよろしくなんな~
目次
ペットボトルのキャップはペットボトルとは違う物質
まずはアニメ第一話のこの会話を思い出してほしいのん
モブ「てか、まじか千空。惚れさせ薬って?」
千空「んなもんあるわけねーだろ。ただのガソリンだ。ペットボトルのキャップから精製した。ポリエチレンの分子構造考えろバカ。ガソリンの長さに炭化水素ぶったぎってるだけだ」
これを整理すると
「ペットボトルのキャップ(ポリエチレン)からガソリンを精製した」
ということになり今回の考察のテーマになるのん
そもそもガソリンってなんなのん?ていう
みなさまのために~(ゆっくり風)
このような引用を持ってきたのん
ガソリンは常温において無色透明の液体で、揮発性が高く、臭気を放つ。主成分は炭素と水素が結びついた、炭素数4 - 10の炭化水素の混合物で、密度は一般に783 kg/m3である。硫黄や窒化物などの不純物が含まれているが、製品にする際は脱硫などの工程により大部分が取り除かれる。
ということなのん。
これをペットボトルキャップからつくったということだけど
ここで一つ確認しておきたいのん。それは
- ペットボトル→ポリエチレンテレフタラートからできている
- キャップ→ポリエチレンとポリプロピレンからできている
ということなのん。
みなさんがよく手にするあの透明なペットボトルの容器はPETから、
蓋=白い回す部分はPE、PPからできてるのんね。(PET、PE、PPは成分の略称)
ちなみにキャップの成分の根拠はこのサイトからとってきたのん
https://stonewashersjournal.com/2015/10/05/petbbottle/
プラスチックって、個体から液体になるのん?
でも、ペットボトルってプラスチックなのんねー
プラスチックって燃やすと形が変わるって、みんなはなんとなくイメージできるのん。
実際こんな感じで(ヒートテックさんの動画)
https://www.youtube.com/watch?v=RgCyrHB1NvU
でもポリエチレンっていう物質は、100℃くらいで加熱すると
個体から液体になるみたいなのんねー(融点といいます)
だからフラスコ内にペレット(細かく切った粒)状にしたペットボトルキャップを入れていれば容易に溶かすことが可能でありますん。
つまり、あの描写は
中高生の化学部が理科室で実際真似してみると、それっぽいことができるのん!
補足① 疑問(というかれんちょんの無知)
実際「それっぽいこと」はできるとウチは思うんだけど
千空くんが言ってた
「ガソリンの長さに炭化水素をぶったぎる」
っていうのは考えきれてないのん…
元のキャップの形をつくっていたポリエチレンの分子の長さを、どうやってガソリン中のポリエチレンの長さにしたのかは不明なのんねー
個体を加熱して液体になれば、炭化水素の長さって短くなるんだっけ・・・?
学生時代おちこぼれんちょんだったから、その辺分からないのん
有識者の方、教えてクレメンス(((o(*゚▽゚*)o)))
補足② 大樹くん、惚れ薬ではないと感づいていた説
これは普通に考えたらだけど、ガソリンってめちゃくちゃ臭いのんね
フラスコ開けた時点でデカブツくんをはじめ、それ以外の他のモブたちも必ず気づくはずなのん
でももし
【千空くんがフラスコ内に無臭成分を混合させていた】
とかなら、あの場面は成立するのんね~
(その場合、千空くんはガチですごいのん!!!!!)
ということで、今回のDr.STONEの考察?は終わりなのん
この記事読んでくれて、ある程度科学/化学の知識がある方はぜひ意見や反論をくださいなのん
(れんちょんは知的好奇心が旺盛なのです)
それでは
今回はここまで
ばいばいなのーん
れんちょん