目先のにんじんは幸せ?
おはようにゃんぱす
れんちょんですん
今回は『目先の収入だけ見て毎日生きること』の問題点について考えてみたので書いていきますん
<毎月の安定収入について>
時給制、月給制、歩合制にかかわらず、大体の仕事はある一定時間働けばそれに比例してお金を得ることができますん。
例えばウチは朝の品出しを最近までやってましたが、時給850円で週に5日、一日3~4時間ずつやってましたん。
ちょくちょく同じ待遇での残業はあり、それでそこでの月収は月7万円くらいでしたん。
これだけでは生活が厳しくなるので、UberEatsのほうもやってて、これは曜日や日によって一件あたりの報酬が変わるのんですが、一日平均6時間を週に6~7日くらいやって月に20万くらいは収入を得ていましたん。
(今はこのUberのアカウントが謎に止められて、品出しの仕事もやめて何も収入源がないですん)
正直フードデリバリーのような「ギグワーク」と呼ばれる業務委託形式の単発・短時間労働はウチの中ではかなり働きやすく、対ストレスに関してコスパのいい仕事でしたん
しかし、このギグワークの仕事が今ストップしてる中、不安があるのは間違いないですが、それをやり続けることの問題も実感として出てきましたん
やることが単純になるため、はまりやすい
これは当たり前のことですが、多くの人が慣れやすい、やりやすい仕事・作業が金銭的精神衛生的にコスパがいいとやり続けてしまいますん。
これは短期離職とかが続くウチや、人間関係で逃避癖のある人からしたら一見メリットしかないように見えますん。
しかし、この仕事からはじき出されたような今、ウチだから見えてくるデメリットもありますん。
それは、はまりやすいがゆえに
- 稼働しないことへの機会損失を強く考えてしまう
- 客観的に仕事内容への評価ができなくなる
- 本人の問題で引き起こされる事象への認知的不協和が加速する
- フーデリそれ以外の趣味や対人関係の広がりが難しくなる可能性がある
ということですん。
まず
- 稼働しないことへの機会損失を強く考えてしまう
- 客観的に仕事内容への評価ができなくなる
について
考えてもみてくださいん
例えば出前館
調べれば最近の決算のお話でいい話は何も聞きませんのん
飯を運ぶだけでなんで1件1000円超えとかの報酬が大勢の配達員に支払われるのん?
これは日本事業を撤退するフードパンダも同じなのん
次にウーバー
Uber Technologies (UBER) 損益計算書 - Investing.com
今年度の四半期の損益計算書を簿記3級を少し勉強して結局落ちて終わったことのあるウチが見てみると
おそらく配達員の報酬になってるであろう「販売費および一般管理費」が減らされた分、営業利益のマイナスは大幅にもちなおしてるのん
でもこれって
1週間の内に平日は1件何キロ運んでも300円の案件しかこない
という状況を作られて、ウチやそのほかやりたい人がやるようになってからのことですん。
そりゃ1件あたり1キロだろうが10キロだろうが300円で投げて平気で時給1000円切るような報酬つかませられてたら販管費削減できますのんね。
競合が報酬ばらまいて倒産、Uberがさらに過酷な報酬で案件を投げつけられたら
この配達の仕事をしてきた人は多分多くがやめるでしょん
じゃあ、本当にやめれるのん?
新しいことを始められる意思は持てるのん?
という部分も出てくるかもしれないん
稼ぎやすいからやってた
→じゃあそれ以外に稼げない仕事で妥協できるのか
人とほぼかかわらなくていいからやってた
→ほとんどの仕事は人と関わらざるを得ないがどうする?
みたいなこんなことをしっかり自分と向き合って考えないと、はまったまんま抜けられなくて何もない状態で終わることになるかもしれませんのん
簡単に他責思考になってしまう
次に
- 本人の問題で引き起こされる事象への認知的不協和が加速する
- フーデリそれ以外の趣味や対人関係の広がりが難しくなる可能性がある
これもあると思いますん。
実際
「あの店はいつも遅い、接客が悪い」
「この業者はマナーが悪い」
「この料理は梱包が甘いからぐちゃぐちゃになりやすい」
など、正論かつ客観的に相手側に原因を求めることができますん。
それも自分の対応や態度に問題がなかったかを自省することもなく…
これは個人事業主のような働き方なのと、各フードデリバリーのマッチングアプリのシステムによってそういう構造になってしまってる部分が大きいですん。
だから自分で何かを変えようする意識がうすれ、実際できることも少ないため他責思考に陥りやすくなりますん
他責思考は、組織や会社で働く人も同じ事とは思いますが、個人事業主でも普通にあることを体験として感じましたん。
具体的かつ実行可能な改良に持っていけない言動はただのワガママだと思いますん
これはウチが普段よく意識することですん。
他人のせいにしては何も変わりませんのん
できることから少しづつ取り組み、言えることから少しずつ言葉を探してみることが大切なのではないでしょうかん
今回はここまで
れんちょん